相談のみでしたら、費用のかからないところも多いようです。遅かれ早かれ専門家の方に話を聞いてもらうことが必要ですので、まずは問い合わせてみることをおすすめします。
基本的には成功報酬として、会社を譲渡した金額の数%と設定されていますので、そのあたりもぜひ確認してみてください。
それぞれのケースによりますが、M&Aをアドバイザリー会社へ依頼し、譲渡実行までの期間は案件によってさまざまですが6ヶ月~10ヶ月ほど。
譲渡後の引継ぎ期間も6ヶ月〜数年かかっているようです。そのため、売却の期間は最低でも半年程度と考えておくとよいでしょう。
多くの経営者が不安に思っているのが、自分の会社にどれくらい価値があるのかがわからないという点でしょう。
基本的には、営業利益を基にその売却金額が設定され、交渉が行われます。仮に赤字企業であっても売却できるので、営業利益の規模に関わらず、まずは専門家に相談してみましょう。
主な相談先としてあるのは「アドバイザリー会社」と「仲介会社」です。それらの違いを知り、自社に合った相談先を見つけていきましょう。
まだ売却するか検討中であればもちろん、売却に向けて動いていることは従業員に知られることはありません。
M&Aアドバイザリーに相談中であれば、従業員に伝える時期についても適切な時期についてのアドバイスが受けられます。
さらに、M&Aで会社売却を検討しているという情報自体が、会社の価値を下げてしまうリスクもありますので、情報管理を徹底しながら検討を進めていく必要があります。
赤字でも、他社にない強みなどがあれば可能性はあります。さらに、M&Aは近年増加しており、赤字企業買収の事例も少なくありません。まずは、赤字企業に強いM&Aアドバイザリーに相談してみましょう。
専門家による赤字や債務超過の要因分析をはじめ、事業再生を行ってからのM&Aや、スポンサーとなる企業を探してのM&Aなど多様な方法があります。
M&Aで会社を売却した後に、今まで働いていた従業員にどのような影響があるのか心配になる経営者も多いのではないでしょうか。
アドバイザリー会社に依頼すれば、経営者であるあなたの求める条件で交渉してくれますので、ご安心ください。
このサイトではアドバイザリーサービスに注力している会社を調査。買い手候補が多い、海外企業との取引、セカンドオピニオンの3つのニーズにおいて、それぞれおすすめのアドバイザリー会社をご紹介します。
株式価値評価の専門機関を親会社に持つことから、より適正な金額での売却を可能にする同社。
年間株式評価実績1,000件以上の実績と、数千社以上の買い手企業のリストを活用しながら、売却成功を目指します。
G-FASは欧米、アジアを中心とした業務パートナーとのネットワークを活用し、今後飛躍的な増加が予想される外国企業の買収をサポートします。海外企業の買収時はスタッフが現地に赴くことで、五感を駆使した生の情報をクライアントに届けます。
中規模サイズの案件を中心にサポートを行うマクサス・コーポレートアドバイザリー。相談先の規模や専門性といった問題を抱える企業に寄り添うべく、中規模サイズのM&Aを専門領域とし、中立公平な目線をもったセカンドオピニオンにも対応しています。
※選定条件
Google検索「事業承継アドバイザリー」でヒットした50社のうち、下記の条件を満たす3社を選定。(2024年4月時点)
※仲介ではなくアドバイザリーサービスを専門に行っている
※公式HPにM&A取引事例の記載がある
※2024年第1四半期 M&A市場リーグテーブル(日本企業関連 中規模市場 公表案件)にランクインしている
かつ、選定した3社をそれぞれニーズ別に紹介しています。
・多くの買い手候補を視野に入れたい(公式HPに買い手リスト件数の記載があり、1000件以上と最も多い):プルータス・マネジメントアドバイザリー
参照元:https://www.plutuscon.jp/services/2568
・海外企業との取引も視野に入れたい(クロスボーダー案件にも対応していると公式HPに記載があり、海外企業とのM&A事例が掲載されている):G-FAS
参照元:https://gcafas.com/jp/%e5%ae%9f%e7%b8%be/
・セカンドオピニオンも視野に入れたい(セカンドオピニオンサービスも行っていると公式HPに明記されている):マクサス・コーポレートアドバイザリー
参照元:https://maxus.co.jp/succession#bs-01